【バーキンの偽物】見分け方や、偽物を買ったら犯罪なのかなどまとめ

140万円以上の非常に高価なバッグながら、購入したいと思う方がたくさんいるバーキンですが、エルメスの正規店に行っても、常に品切れ状態で、なかなか入手することはできません。

一方で、インターネットで検索してみると、バーキンを扱っている専門店や、BUYMA(ショッパーと呼ばれる登録者たちに、海外で代理購入してもらう海外通販サイト)、メルカリなどのフリマアプリなど、正規店以外で売られているバーキンをたくさん見かけます。

こういうところで売られているバーキンは本物なのか?偽物もあるとしたらどうやって見分ければいいのか?

常日頃からバーキンの鑑定をやっていらっしゃる、ブランド買取会社さんに、バーキンの偽物の見分け方をお聞きしてきました。

バーキンの偽物について

バーキンの偽物と一口にいってもさまざまな種類があり、はじめから「コピーバーキン」などと言って堂々と偽物として売っているもの(怪しげな路面店とか、通販サイトがあります。通販サイトなんかは本当に商品を送る気すらあるのか分からない、怪しいものですが…💧)から、「スーパーコピー」と呼ばれる、一見本物にしか見えない精巧な作りのものまで様々です。

コピーだとうたっているような場合、革が全く別の安っぽいものだったり、手縫いでなくミシン縫いだったりと、素人が見てもすぐ分かるもので、金額も数万円〜十数万円ですが、スーパーコピーは本物と同じくらいの金額で売られていたりして、本物と思って買ってしまわないか怖くなります。

偽物のブランド品を販売することは違法

偽物のブランド品を販売することは商標法第78条不正競争防止法第21条第2項の違反になります。

第七十八条 商標権又は専用使用権を侵害した者(第三十七条又は第六十七条の規定により商標権又は専用使用権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)は、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

第二十一条 次の各号のいずれかに該当する者は、十年以下の懲役若しくは二千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

二 詐欺等行為又は管理侵害行為により取得した営業秘密を、不正の利益を得る目的で、又はその営業秘密保有者に損害を加える目的で、使用し、又は開示した者

また、本物だと偽って売った場合、刑法第246条の詐欺罪にもなります。

第二百四十六条 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。

偽ブランド品を買うこと自体は罪には問われませんが、こうした犯罪行為を助長してしまう行為であり、避けるべきことです。

参考:http://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-201907_16.pdf

偽物のバーキンの見分け方を、買取会社さんに聞いてみた

偽物のバーキンの見分け方については、日々バーキンの鑑定をしている買取会社さんが一番詳しいです。

今回、当サイトでも紹介している買取会社ファーストクラスさんに、バーキンの偽物をどう見分けているのか問い合わせてみました。

Q1. 買取会社の鑑定士さんは、バーキンが偽物かどうかを判断するためにどこを見ますか?

まずはバッグ全体を見ます。触った時の革の質感やざっくりとした形状などです。

私ども鑑定士がパッと見て“違和感があるな。なんか変だな?”と感じる場合はおおよそ偽物であることが多いです。

ただこれは日頃よりバーキンに触れている機会が多く、その経験値から感じられるもので、なおかつ比較的粗悪な偽物でないと通用しません。

そうではない精巧な偽物の場合、次に細かな箇所を見ます。具体的には「製造刻印のフォントや形状、彫りの深さ」「縫い目の粗さ」「ファスナーの仕様」「金具の研磨具合」などをしっかり見ます。

偽物の刻印はきちんと深く押されていなくて表面に文字が書かれているだけだったり、縫い目の違い(本物は手縫いである箇所がミシン縫いになっていたり、二重に縫われているはずの箇所が縫われていなかったり)があったりします。

その他にはカデナやクロシェット、付属品であるタグや布袋なども偽物だと仕様が違うため、本体は大丈夫でもそういった箇所から偽物だと判別する場合もあります。

バーキンはハンドメイドのため、一点一点多少の誤差が生じることは多々あります。

そのためどこか一箇所に問題があるから偽物という判断というよりは、複数箇所チェックして総合的に判断させていただくというイメージです。

ハンドメイドのため、極端な例ですと「本物でも刻印がない」ことだってあります。こういった場合、偽物ではなくても基準外、お買取不可とさせていただくこともあります。

Q2 正規店以外(専門店やBUYMA、メルカリなどのフリマアプリ)で買うと、偽物のリスクは高いですか?

偽物のリスクが低い順に並べると「専門店>BUYMA(海外通販等)>メルカリ(個人間)」となります。

専門店には独自に海外の正規店でバーキンを購入して販売しているブティックや、中古品を扱っているブランド買取専門店があります。

中古品を扱っている専門店の場合、大前提として中古品を取り扱っている以上、偽物のリスクをゼロにすることはできません。

しかしブランド専門店の場合「しっかり鑑定した本物」という信頼がないと成り立ちません。偽物を売ってしまえばその信頼を損ない多大な損出となりますので、真贋に関してはもっとも細心の注意を払っています。

そのため偽物のリスクは限りなくゼロといって良いかと思います。

BUYMAなど大きな海外通販サイトにおいては、偽物の確率はそこまで高くないとは思います。弊社でもお客様がBUYMAで購入されたバーキンをお買取する例も多数存在し、偽物だったことはほぼありません。

しかしながら海外サイトの場合、サポート体制に不安があったり、万が一を考えると決しておすすめはできません。

メルカリなど個人間の取引ではかなり偽物リスクが高いです。値段が相場よりだいぶ安いものに関しては、ほとんど偽物だと思った方が良いかと思います。

もし偽物だった場合に、運営元が取引には介入せず、結果泣き寝入りになる可能性も高いため、バーキンの購入はかなり危険だと言わざるを得ません。

Q3 正規店以外で買うとしたら、どういうところに気をつけたらいいですか?

販売元がしっかりしたお店かどうかに尽きるかと思います。

知名度がある大手であったり、実店舗で運営しているところであれば、最悪偽物だと判明した際にも、返品返金の手続きはしてくれます。

Amazonや楽天などの通販サイトで購入する時も、出品者が信頼できる会社かどうかを確認するのが大切です。

まとめ

今回、買取会社さんに聞けば、「ここを見ればバーキンの偽物を見破れる!」というポイントが分かるんじゃないかなと思っていたのですが、そんな簡単なことではなく、様々なところを見て総合的に判断しなきゃいけないとのことで、粗雑な偽物はともかく、スーパーコピーと呼ばれるようなものになると、素人が見破るのはほぼ困難なんじゃないかと思いました💦

偽物を買わないためには、1番良いのはエルメスの正規店で買うこと、それが無理な場合は、きちんと実店舗がある、信頼できるお店を選ぶのが大事です。

ご自分がお持ちのバーキンが偽物かもしれないとご不安な方は、買取店で査定してもらうのも良いと思います。(これはうちでは買取できませんと言われたら偽物の可能性がすごく高い)

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