カルティエ製品を売るならどこで売るのが得？

ここでは、カルティエ製品をどこで売ることが最もお得であるのか、時計や財布、アクセサリーなどの買取価格例も含めて解説していきます。

質屋

質屋は、物を担保にお金を貸すお店のことを指します。流失期限というものが設けられており、その期限までにお金を返せなかった場合、担保にした物の所有権が質屋に譲渡されます（質流れ）。

したがって、質屋は正式には買取店ではなく、質流れした商品を店頭で販売したりもしていますが、買取専門のお店に比べると、買取したあとの流通販路が少なく、買取価格を安く抑えられてしまいがちです。

また、ブランド品だけでなく、骨董品や宝石など幅広く扱っている業者が多いため、鑑定の腕はブランド買取の専門店と比較すると落ちる場合もあります。

リサイクルショップ

中古品を買取り、店舗で売るリサイクルショップでは基本的にどんなものでも買取をしてもらうことができますが、カルティエのような高級ブランドは店舗で売れにくいこともあるので、高額の査定は期待しにくいです。

ブランド品の鑑定に強い人が店舗にいないため、適切な価格で買取してもらうことはまず難しいでしょう。

メルカリなどのフリマアプリ

ここ数年で認知度が一気に広まったのがメルカリやラクマなどのフリマアプリです。

自宅にいながら売買が可能であり、ネットオークションとの大きな違いは提示された値段ですぐに落札されるという点です。

個人で値段を決定して出品を行うため、好きな価格で買い取ってもらえますが、値下げ交渉などに対する返信を行わなければならず、トラブルも少なくないため、カルティエの様な高級ブランドを出品することはおすすめできません。

ヤフオクなどのネットオークション

落札者が価格を競って最高値を出した人が落札するというシステムで、本当に欲しい人が複数人いた場合は、価格が競い合って上昇していく可能性もあります。

しかし、ネットオークションもイタズラの入札や落札者との細かい連絡などが必要になり、トラブルが起こることも少なくないので、注意が必要です。

ブランド買取専門店

ブランド物を専門に取り扱っている業者であり、ブランド物に対する知識や取り扱いは他の買い取り業者と比較しても圧倒的に上です。

ブランド買取専門店では、買取方法が3種類あります。

出張買取

一番のおすすめ方法が出張買取で、自宅までプロの鑑定員が無料で査定しに来てくれるものです。

日時と時間を決めるだけで、買取をしてもらうことが可能であり、店舗に商品を持っていく手間も宅配の為に梱包する必要もないので、とても便利な買取方法です。

また、対面での買取になるため、どういったポイントで価格が決まるかや価格交渉などもでき、おすすめです。

宅配買取

自宅でブランド品を梱包し、宅配で店舗まで宅配便で送る買取方法です。

対面での買取が苦手であったり、自宅にいたまま買取してもらえるのがメリットです。

しかし、梱包の手間が増え、正しく梱包を行わないと配送中に傷がついたりすることもあるため注意が必要です。

宅配買取の多くが送料を負担してくれますが、中には自分の負担となる業者もあるので、注意が必要です。

店舗買取

自分で買取専門店まで品物を持っていき、買取してもらう方法です。

店舗まで品物を持っていく手間はかかりますが、実際に店舗で買取をしてもらえるということで、安心感のある買取方法です。

店舗が近くに無い場合や買い取ってもらいたい品物が多い場合などは、出張買取の方がおすすめできます。

[PR]カルティエ買取のおすすめ業者

ここでは、実際にカルティエを買取に出す際にどの業者がおすすめなのか紹介していきます。

ファーストクラス

ファーストクラスは出張と宅配に特化した買取会社で、店舗を持たず、大々的な広告をおこなわないことで経費を削減し、その分高値での買取を実現してくれている会社です。

カルティエ製品の査定にも精通していて、とくに高価買取が期待できます。

カルティエ製品の買取相場

では、具体的にカルティエ製品の買取価格の相場を見ていきましょう。

時計

カルティエの時計の特徴として、芸術性の高い作品の様な商品が多いということである。時計は女性からの支持率が特に高いです。

時計の一般的に認知されているメーカーはロレックスやオメガですが、カルティエは腕時計を世界で初めて開発したメーカー(諸説ありますが)だとも言われ、世界的に有名なブランドです。

価格は約30万円~で高いものでは400万円を超えます。

そんなカルティエの腕時計の査定ポイントは箱、保証書の有無、ガラス欠損、ベルトのコマの有無、修理に出したか否かが挙げられます。

特に修理に出したか否かは重要で、修理に出してしまうと純正品と見なされなくなってしまい、買取価格が下がってしまう可能性もあるので、傷などが付いてしまっていてもそのまま査定に出しましょう。

買取価格の相場は高くて買取率30％ほどだとされています。

時計の買取価格例

財布

カルティエの財布は派手さはないですが、上品な雰囲気を醸し出すことができます。

ビジネスでもプライベートでも使いやすいデザイン、機能性を持ち合わせているため、財布に対してこだわりのある方に選ばれています。

査定のポイントとして、傷や汚れ、付属品(箱、保証書、布袋)の有無が挙げられます。

財布をズボンのポケットに入れて利用すると、ズボンとの摩擦によって傷がついてしまうので、利用している方は注意が必要です。

買取価格の相場は20%ほどだとされています。

財布の買取価格例

指輪などアクセサリー

カルティエの歴史が宝石商から始まっているため、指輪などのアクセサリーに使われている宝石技術は非常に高く、人気です。

人気のカルティエですが、買取価格は相場で買取率30%ほどとされています。

しかし、ダイヤモンドリングは価値が高く、高額で買取されることもあります。

査定のポイントとして、付属品(箱や保護袋、保証書)の有無はもちろん、日ごろからの手入れも重要です。
使用後は柔らかい布で拭き、傷がつかないように他のアクセサリーと別に保管するなどの細心の取り扱いが大切です。

指輪などのアクセサリーの買取価格例

ボールペンなど小物

カルティエの小物にはボールペンやカフス、マネークリップ、キーホルダーなどが販売されています。
どれもスマートな見た目で、高級感の感じられるデザインのものが多いです。

査定のポイントとして、付属品(箱や保護袋)の有無や傷や使用感、ビスなどのパーツの有無が挙げられます。

買取価格の相場は、買取率約20~30%ほどとされています。

ボールペンなどの買取価格例

パンテール

パンテールとはフランス語で豹を表す言葉です。

パンテールはカルティエのジュエリーにおける大人気モデルであり、女性から根強い人気があります。

一度は生産終了しましたが、2017年から復刻し、再び脚光を浴びています。

査定のポイントとして、付属品(箱や保証書)の有無や状態が挙げられます。また、一度廃盤になってしまった期間もあり、人気の中古商品は高額で取引されています。

パンテールの買取価格例

ハッピーバースデー

カルティエ150周年記念に作られたモデルであり、カルティエのレザーアイテムの代表格です。

大人のかわいいが表現されており、特に財布の人気が高く、男女問わず愛されているモデルです。

査定のポイントは付属品(箱や保護袋)の有無や状態によって大きく左右されます。

ハッピーバースデーの買取価格例

マルチェロ

マルチェロもレザーアイテムがメインのモデルであり、バッグが特に人気の商品です。

クロコダイルなどの高級な素材を利用し、カルティエの職人技を細部にまで詰め込まれたバッグは女性から根強い人気を得ています。

査定のポイントとして、付属品(箱や保護袋)はもちろん、ハンドルやジッパーなどの細部の状態も大切になっています。

マルチェロの買取価格例

トリニティ

トリニティとは、「3つの」という意味であり、ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドの3つのゴールドをメインに使用したデザインです。

トリニティでは、指輪が人気であり、婚約指輪として世界中から愛されています。

査定のポイントとして、付属品(箱や保証書)の有無、さらには、普段からのお手入れをしっかりすることで、高額査定が期待できます。

トリニティ3連リングは人気商品であり、特にダイヤを利用してあるものは高額買取の対象になりやすいです。

トリニティの買取価格例

ラブ

ラブは指輪やブレスレットが人気のモデルです。
愛を閉じ込めるという意味が込められており、婚約指輪としてカルティエの代表的な商品となっています。

査定のポイントは付属品(箱や保証書)の有無や普段からのお手入れが重要になっています。

ラブの買取価格例

カルティエラブリングの買取について、おすすめ買取会社や買取相場などまとめ

2020年4月18日

2C

Cを反対に合わせた独特のデザインが特徴的なモデルです。

このデザインのロゴはカルティエのアイデンティティとも言われ、ブレスレットやリングなど様々な商品に取り入れられています。

査定のポイントは付属品(箱や保護袋、保証書)や傷の有無であり、普段からのお手入れも重要です。

2Cの買取価格例

ラニエール

ラニエールはシンプルなデザインが特徴的で主にリングや時計が人気のモデルです。リングは結婚、婚約指輪としての人気が高いです。

査定のポイントとして、付属品(箱や保証書)の有無や時計であればベルトのコマの有無など細かい部品まで揃っているかが大切です。

ラニエールの買取価格例

ミニラブ

ラブタイプよりも細めのデザインのミニラブ。

リング幅が約4㎜で、毎日の生活や仕事の際にも邪魔になることはありません。いつでも「永遠の愛」を感じられるリングです。

査定ポイントは、付属品の有無(箱や保証書)や状態の良さです。

ミニラブの買取価格例

パシャ

防水時計を作って欲しいという要望により作られたのがパシャシリーズです。

プール等でも使えるものもあり、スポーティーなデザインが特徴的です。

カルティエの時計は角型が多いため、丸型タイプのパシャモデルは人気があります。

査定のポイントとして、箱や保証書の有無、破損の有無が挙げられます。

パシャの買取価格例

タンク

2017年に誕生100年を迎えたタンクモデル。
第一次世界大戦終結の年に作られ、100年以上基本的な形が変わらないという歴史的なモデルです。

査定のポイントとして箱や保証書の有無、ベルトのコマの有無が重要です。

タンクの買取価格例

サントス

飛行中、操作ハンドルから手を離さず時間を確認することができる時計として作られたのがサントスモデルです。
時計が最も人気のモデルであり、100年以上愛されています。
査定のポイントとして、箱や保証書の有無、ガラス破損などの有無が大きく関わってきます。

サントスの買取価格例

カリブル

2010年に発表された紳士向けモデルがカリブルです。
これまでのカルティエとは違い、骨太のデザインになっており、歴史はまだ浅いですが、男性からの人気を集めています。

査定のポイントとして、箱や保護袋などの有無、状態によって買取価格は左右されます。

カリブルの買取価格例

カルティエ製品の査定ポイント

カルティエ製品の査定ポイントは状態、付属品(箱・鑑定書、保証書)の有無、宝石(ダイヤモンド)の有無、流通量が挙げられます。

状態

状態は買取価格に大きな差のつくポイントです。

新品に近いほど高く査定をしてもらえます。
しかし、傷があるからと言って公式以外の修理に出すのは良くありません。修理に出してしまうと純正品として認められなくなってしまい、買取価格が大きく下がってしまうこともあります。

状態によって4~5万円ほどの買取差が発生し、場合によってはさらに大きな差になることもあります。

付属品の有無

付属品には、箱や保証書、鑑定書の他に時計であればベルトのコマ、保護袋など購入した際に同梱されていたものは基本的に全て取っておくべきです。

また、付属品もなるべく新品に近い状態の方が高く買取をしてもらえます。

宝石(ダイヤモンド)の有無

カルティエはもともと宝石商でもあったことかた、宝石の有無は大きく査定に関わってきます。

特にダイヤモンドの有無は大きく影響し、10万円ほど買取価格に差が出ることもあります。

ただ、後述しますが、ダイヤモンドの有無と言っても、もともとの製品がダイヤモンドつきだったわけではなく、アフターダイヤと言って後からダイヤモンドつきに改造したものについては逆に買取不可になってしまうことがあるので注意が必要です。

流通量

パンテールなどの一度廃盤になったモデルの商品はかなり流通量が少なく、高額買取をしてもえることもあります。

また、クリスマス限定モデルなども流通量が少ないため、高額買取の対象となっている場合が多いです。

カルティエ製品を高く売るコツ

カルティエ製品を高く売るコツはキレイに使用すること、付属品を保管しておくことです。

キレイに使用すること

製品は日々使っていくことで汚れや傷が付いてしまいます。
しかし、毎日の使用後には布で汚れや皮脂などを取り除いたり、他のアクセサリーなどと一緒に保管をしないことで、汚れや傷を最小限に抑えることができるので、意識してみてください。

美品であるほど、高額買取が期待できます。

付属品を保管しておく

付属品の有無は買取価格に大きな差が生まれます。

鑑定書や保証書がない場合、本物かどうか鑑定するにも時間がかかってしまうこともあります。

また、付属品も大切に保管し、キレイな状態で保管しておくことで、買取価格のアップが期待できます。

カルティエ買取のQ&A

カルティエの買取に対するよくある疑問点を確認していきます。

プレミアがつくものはある？

プレミアがつくものはあります。

特にパンテールモデルの腕時計は一度廃盤になり、人気も高かったモデルであるので、プレミアがつく場合もあります。

カルティエは限定品を販売することが多いブランドだとも言われており、本当に少ない数限定の商品でなければプレミアは付かないとも言われています。

並行輸入品とは？正規品と同じように売れる？

並行輸入品とは、海外メーカー、ブランドから正規のルート以外のルートで日本に持ち込まれた商品のことを指します。

正規輸入品は海外メーカーやブランドの日本支社や契約している企業から販売されますが、並行輸入品はそれ以外の個人や会社が直営店舗などで仕入れたものを販売しています。

正規品と同様に売れるかどうかですが、時と場合によります。

海外のメーカーが日本で販売する場合、日本様に改良されたものを販売することもあります。

正規品であれば、日本仕様ですが、並行輸入品の場合、海外仕様であり、若干の製品差が生じる場合もあり、正規品と同じように売れるかどうかは商品により、同じ価格で買取してもらえることもあれば、価格が下がってしまうこともあります。

アフターダイヤのものは売れる？

アフターダイヤといって、あとからダイヤモンドを施す加工をしたものについては、改造品とみなされて基本的に買取してもらうことができません。

売れないこともあるの？どんなものは売れない？

売れないものの例として、修復不可能な裂け目のあるバッグや財布、アフターダイヤなどの改造品、偽物と鑑定されたものは売れないことが多いです。

保証書をなくしてしまったけれど売ることはできる？

買取価格は下がりますが、カルティエの鑑定に習熟したブランド買取専門店で、きちんと本物であると鑑定してもらえれば買取してもらえます。